このたび、DeNAベイスターズでおなじみの?株式会社DeNAライフサイエンスが提供する遺伝子検査【MYCODE】をやってみました。思っていた以上に早い検査結果の報告にビックリしながらも、中身にもビックリしました。その内容と結果をちょっとだけご紹介です。
MYCODE(マイコード) | これから先の健康のために自宅でできる遺伝子検査を
注文
注文はAmazonからしました。Amazonアソシエイトです。よかったらご覧ください。
相方さんと話をした上で、ひとまずわたしだけ実験台ということで購入、検査してもらうことにしました。
Amazonからの購入ですが、実際の取り扱いはDeNAです。商品ページをご覧になれば分かりますが、そのように書かれています。
商品到着、そして開封の儀
3日ほどで到着しました。
こちらが箱です。
開けると、説明書がいっぱいです。
唾液の採取
お見せするわけにはいかないのですが、うまくいったと思います。蓋をすると、蓋から青いものが唾液と混ざり、唾液を安定させるそうです。これにより、検査するところに到着するまで正常な状態で保つようです。
上が、青色の物質が入ったフタです。
下の漏斗のような物に唾液を入れます。すると、透明な筒に入ります。黒色の波線まで入れますが、あっという間にいっぱいになります。
到着のお知らせ・検査可能のお知らせ
全てが電子式です。メールで会員登録しておくと、試料の到着のお知らせメールが来ます。
わたしの場合は、その直後に試料に問題ないメールが来ました。
2015年2月6 or 7日 発送
2015年2月10日 到着
2015年2月10日 検査開始
2015年2月16日 検査完了・閲覧開始
検査結果まで2〜3週間とのことでしたが、1週間しかかかりませんでした。
ということで、続いて検査結果をご紹介です。
検査結果
検査項目は280個です。大きな内訳は、
- 遺伝子型の疾患発症リスク 150項目
- 遺伝子型の体質 130項目
です。
検査項目名が病名で、日本人平均との比較の倍率が表示されます。
一番注意しないといけないのが、それぞれの項目が【十分な調査結果によるもものかどうか】です。項目の中には、調査がまだ十分に進んでいない項目も多くて、【論文評価レベル】という精度を●●●の3段階で表示しています。
精度が高いものほど統計的に確かなものなので、より注意が必要、ということでしょうか。
先に、明確に分かる【体質】の主な項目からご紹介です。
体質
- 目の機能(近視や遠視の指標)→近視(タイプ別割合:32.3%、以下同じ)
わたしはド近眼です。まさにピッタリです。 - 出生時の体重→重い(36.0%)
4000gオーバーです(;´Д`) 当たりです。 - 身長→標準よりもやや低い(38.9%)
日本人としては、平均よりそこそこ高いです。ハズレです。 - 小麦色の日焼けのしやすさ
…衝撃。日本人は100%。なのに、この項目が入っていること自体、問題じゃないですか?詐欺ですよw - 体重→軽い
いや、ないないw - 体脂肪率→やや低い
いや、ないないw - 頭蓋骨の大きさ→小さい
いや、ないないw - カフェインを含む食品の摂取量→多いタイプ
確かに、多いですけど、論文評価レベルが1なので、あやしいですw - 鼻筋の通り→通っていない
そのとおりw - 髪の形状→ウェーブ
そのとおり!→99.2%が該当…いらないでしょ、この項目。 - 脂質の摂取傾向→高い
また100%… - 炭水化物の摂取傾向→低い
また100%…
と、日本人が100%該当する項目を、わざわざ1つの項目として挙げている点では、詐欺とも言えるような内容を含む280項目です。せめて、9対1の割合くらいのものを項目として挙げないと、全員そうです、な項目を入れても無意味でしょう。
病気
倍率が2倍以上のだけご紹介です。
- 全身性エリテマトーデス(SLE) 5.5倍
論文評価レベル ●●●
やばいです。皮膚に発疹が出て、関節、皮膚、血管、臓器が侵される病気だそうです。100人に1人、これ以上の人は1人しかいません。もしかしたら、脚がかゆいのもその一端なのかも…? - 食道がん 2.6倍
論文評価レベル ●●●
わたしより上には、100人中1人しかいません。さらにレベル3。ほぼ確実に発症するんじゃないかというような確率…生涯発症率は3.1%です。これまた危険…。生活で改善するようなので、気をつけましょう。 - 脳血管性認知症 2.33倍
脳梗塞などで起きるもの。100人中13人が同じ部類で、上にはいません。
論文評価レベル ●●
なので、まだ正確ではないでしょうけど、心配です。脳梗塞などが起きないよう、運動や食事に注意しないと。 - 骨パジェット病
論文評価レベル ●●
倍率は2.22倍。骨に異常が発生するものだそうです。変形などで炎症が起きるようなのですが、対策は準備中だそうです。
まとめ
病気の方は、確かな情報と、そうじゃない情報が混ざっているので、上のようにゆっくりと吟味して、本当に危険なのか、そうじゃないのかを見極めながら利用しなければならないようです。
体質の方は、ちょっと疑問に思うこともあります。みなさんもお試しして、実感してみてはいかがでしょうか。
どこまで信じるかは、あなた次第です
のような気がします。
bokeboke