既に個人的に調べた人がいたり、雑誌が調べたりしていましたが、それなりの団体が調査して発表してしまいましたね。
個人や雑誌での調査は個人的な都合やタイミング、使い方が一定でないだろう…という心配から、おもしろ半分でしか見ていませんでした。しかし、それがそれなりの団体でも発表されたことから、ちょっとした問題になるんじゃないかな?と思って、記事にしました。
わたしが使ってるIIJmioも、ご多分に漏れず、お昼に遅いです。さらに、昼間もドコモよりも明確に遅いです。
まさに、
安かろう、悪かろう
です。ここまでヒドイとは思っていませんでした。
一番ヒドイのが、
ドコモがいつも高速である
(最低でも2倍速い)ということ。常にフルスピードが出ない。混み合うと全くつながらないと感じるほどのスピードです。
ただでさえ、基地局←→携帯端末(スマホ、ガラケー)の間の電波部分は、実効値とか、最高速度は理論値だと、表現が紛らわしいと言われているのに、これだと
『基地局から向こう(有線とか超高速な部分)を絞ってます』
と明確に示された、ということになります。
ボトルネック、ってヤツです。
無線での通信は有線に比べて遅いので、わたしたち利用者には最も遅い無線部分のスピードをお知らせ、宣伝しています。しかし、ボトルネックが有線通信部分や機器部分で制限をかけている部分となると、話は別です。帯域とか回線数とか、そういう制限があれば、本来はそこもMVNOの会社で使用する分もドコモと同様に準備しなければなりません。でないと、常に制限がかかってしまい、使い物にならないからです。
それが、今回の『昼間に低速』という部分で、大きな問題です。昼休みにネット。時間が無い中にネットをさらっと済ませたいのに、まったくつながらない。そんな状態はサービスが正しくは行われていることになるのでしょうか?
IIJmioでは、高速にする,低速にする、を選べます。高速にするとLTEの最高速で使えるにもかかわらず、全く使えない、わずか700Kpbs。低速モードの200kbpsと3倍速いとは言え、今の時代のサイト閲覧には厳しいスピードです。昼休みにブログの下書きの読み出しをするのも大変なスピードです。
今日は4月24日ですけど、IIJmioは公式に下りスピードをホームページに書いているでしょうか?ネットではこんな情報がありました。まずはご覧ください。
【IIJmio mio高速モバイル/D】
下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
【b-mobile3G・4G Fair】
ベストエフォートのサービスですので、速度表示はしておりません。利用されるネットワークはドコモXi網または、ドコモFOMA網です。通信速度はご利用いただく通信端末や環境に依存します。
b-mobileは数値を表示していませんが、『環境に依存します』が逃げの一手、予防線を張ってますね。まさか、『b-mobileの機器の環境』の意味が含まれている、なんて思いませんもの。
そして、IIJmioの公式ページ。
ありました。
225Mpbs。
そして、制限条件。
※LTE網内の対応エリア、対応機種により、理論上の最大速度は異なります。また、LTEエリア外の場合は、3Gエリアでの最大速度によるデータ通信が可能です。
つまり、『遅くなるのは無線通信部分だけ!』と明記しているのと同じです。
これ、ダメなんじゃないでしょうか?
な〜んてわたしが書いちゃうと、総務省から指導が入ったり、業界の協会とかから、
『通信数・その時の利用者数が多い場合、速度が低下する場合があります』
と併記されるようになるのでしょうか。
それとも、docomoのスピードに合わせて来るでしょうか?
わたしは、後者を希望します♪料金据え置きで!
もうちょっと高い倫理観を持って宣伝して欲しいです。
bokeboke