のんびり生きてます/これから何をしましょうか?

「はやり」の波に乗ってみようと思っています。その挑戦と経過と結果を紹介しようと思っています。

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【12月11日】メタルギアソリッドファントム、予定と現実

 
 
 
 
コナミが放送していた、コジステ。
 
この中で語られた、メタルギアソリッドファントムは、こんなことができます!
 
と、
 
実物のゲームは、何もできなかった!
 
についての比較記事です。
 
ちなみに、コジステ10で、FOX Engineができたのが2012年とおっしゃってます。また、英語版を完成させてから日本語吹き替えを付けているともおっしゃっています。ゲームそのもののソフト化まで3年あったことになりますし、吹き替えの状況から鑑みると2014年の夏には英語版が完成していた可能性さえ出てきますが、逆に製作には2年しかなかった可能性も出てきます。

とはいえ、簡単に作り上げられるようになったといいつつ時間がかかりすぎている、そして、未完成と思われるような作りになっていることが本当に未完成なら、小島監督の管理の甘さを疑ってしまいます。
 
 
間違いがあったらガンガンコメントください。
 
 

スネークの形容詞?の使い方がずるい?うまい?

ゲームの発売順だと、

なので、当然、流れとしてはビッグボスが悪に堕ちる姿を描かれると思っちゃいますよね。
 
『悪に堕ちる。復讐のために。』
 
 
『シリーズ最大の謎が明らかに』
 
 
復讐したかったのはカズ。行動部隊が偽ボスです。
 
そして、シリーズ最大の謎といわれるのが、小島監督がおっしゃっていたと思いますが、
 
英雄だったビッグボスが、なぜ悪の頭領と呼ばれるまでになったのか?
 
です。
 
残念ながら、小島監督達の中では、『ビッグボスは二人いた。その内の一人のあなたがプレーしたキャラクターが悪の頭領です』って理解するのが妥当だと思います。
 
でもね、ここまで来て、そこをナイショにした上でプレイさせるのは理解できるとして、では紹介されなかった、本物ビッグボスの悪に堕ちる過程は??これ、まさに『片手落ち』ですよね。新しく紹介しないとダメでしょう。だって、半分しか紹介してないんですもの、悪に堕ちた姿を。
 
まさか、小島監督の言う、『永遠の空白』は、聞こえはいいですが、小島監督の手落ち=開発未完了を後付けでユーザーやユーザー出身の新たな開発者に丸投げしましたか?
 
 
ということで、改めまして、コジステでの小島監督をはじめとするスタッフの方々の発言内容と、ゲーム本編での差を確認します。
 
細かいところは気にせずお読みいただければ幸いです。
 
 
 
 

自由潜入(コジステ10)

ある一定の狭い範囲では、です。ミッションはその都度エリアが決められます。外に出られますが、出たらミッション中止です。ここは…もっと上手につなげてほしかったです。

 
イメージとしては、グランドゼロズがあちこちにあって、ミッションごとにジョギングさせられる感じです。
 
 

アクションは格段に増えます(コジステ10)

増えました?覚えがないです。もしお気づきの方がいらっしゃったら、ソナーと段ボール以外で教えていただけると助かります。

わたしが狙撃、投げCQC、拘束しか使わないからでしょうか?
 
 

武器とか装備とかもどんどん増えるし、成長みたいなんもするし、移動手段も広がる(コジステ10)

増えますが、増える量というか、種類というか、いまいちパッとしません。
 
 

悪に落ちる、復讐のために。

これは、カズとベノム=影武者の話です。
 
ビッグボス本人は復讐しません。
 
別の準備をしてますし、悪に落ちたかどうかも分かりません。
 
ビッグボスはベノムをビッグボスだ、と言うので悪に落ちた偽ビッグボス、とするのもあながち嘘とも言い切れない。けど、プレーヤーとしてはなかなか納得できません。当然です。
 
復讐のきっかけは、コジステ10ではグラウンドゼロズ、とされています。なので、あくまで復讐のスタートはグラウンドゼロズの2つの爆発=パスの落下時の爆発+マザーベースの爆発で終わっていて、それ移行=ファントムペインは全てが復讐中、という小島監督の思いなのかもしれません。
 
 

リニアじゃないゲームシステム!

これ、リニアですね。

 
次に進むためのきっかけは、メインミッションのきっかけとなる条件(例えば、5つのメインミッションを全部クリアするとか、所定のメインミッションをクリアするとか)と、黄色で表示される重要なサイドミッションの2種類です。これらをクリアするまでは、次のメインミッションや重要なサイドミッションは出てきません。
 
つまり、オープンワールドでシステムが大きく変わったかのように見せかけたけど、やっぱりリニアなんです。
 
ミッションの番号は1から順番に振られていますが、実際には、
 
1-1
1-2
1-3
1-4
1-5
 
と書く方がしっくりくると思います。そして、その5つを全部クリアすると、
 
2-1
2-2
2-3
 
が出てくる。そして、この3つをクリアしても話は進まなくなります。
 
重要なサイドミッションが出てきています。こちらを済まさなければ先には進めません。

きづくと、
サイド1
というミッションが出てきている。これをクリアすると、新たに3-1が出てくる…。
 
これをリニアと言わずして???
 
メタルギアソリッド4もそうですが、たいていのゲームはある場所を通り過ぎればいいわけじゃなくて、何かをしてから通過しなければならない。それが、ファントムペインでの1-2、1-3なんですね。
 
小島監督の発売前の言い方だと、オープンワールドをふらふら歩いていたら、重要な人物には誰にも会わず、突然ラスボスに出会ってゲーム終了!なんてこともありそうな感じでした。もちろん、あり得ないシステムですが、せめて中ボスくらいまで飛ばせてもよかったような…。けど、そういうのもありません。順序通りにすすめなければなりません。
 
システム工学を専攻してる方なら、多分すぐに気付いたと思います。このリニアさ。
 
 

どこにでも行ける!広大なオープンワールド!全部入れて200倍(コジステ10)

現実には狭いです。

 
事前に発売されたのは、グラウンドゼロズの200倍!という宣伝文句でした。
 
実際のサイズは、だいたいこれくらいです。
 

TPP 4000×4000=16km2(公式の地図の寸法より)

GZはその200×2分の1です。0.04km2です。200m四方くらい、ということです。(GZはライフル競争で500mを出せてます。なので、この数字の2倍が正解かもしれません。)

 

広そうですが、これには大きな問題があります。
 

行けない場所が多い

んです。
  • 急な坂は登れない
  • 遠回りしても行けない
  • エリアが決まってる
  • ミッション中はエリアが狭まり、はみ出すとミッション中止
と、制限があります。

また、逆に広いだけで、何もない砂漠や岩山だけとも言えます。何も起きなくて、戦車との戦いで使う程度です。かなりさみしい感じです。
 

隠れる場所はありますし、隠れる方法がありますよ(コジステ10)

あります。
  • ゴミ箱
  • トイレ
  • 段ボール
でも、これだけです。思っていたよりは少ないというか…以前のシリーズより多いというわけでもなかったです。
 

段ボールは進化(コジステ10)

進化してます。ポスターが貼れたり、箱から半身を出したり、滑ったり。いい感じです。これは監督のおっしゃるとおりです。

 

壁たたきに変わる何か→E3-2014で発表(コジステ10)

義手ですね。ありました。

 

 

時間、天候は変わりますが、重要ですよ(コジステ10)

変わるんですが、ミッションへの影響が少ないような気がします。砂嵐は見えなくなりますが、その他は同じような感じです。もちろん、敵に見つかる距離は違いますが、夜一部兵士にナイトビジョン使われちゃうから…。
 
 

マザーベースは自由に歩き放題!

屋外のみです。イベントのある場所以外は屋内には入れません。
 
 

グランドゼロズの引き継ぎはかなりお得(コジステ10)

ではないですね。特別お得なことはありませんでした。(おまけスタッフのレベルが低すぎます)
 
 

 E3トレーラー2014(コジステ11)

  •  黒焦げの場所はゲーム内のある場所に実在するけど、ゲームではあのカットシーン(動画)は出てこない
  • イーライがイスでボスを抑えるシーンがゲームでは出てこない
  • マザーベースで暴動が起きないし、ボスが自分でナイフを刺すシーンもない
  • ボスが黒焦げのシーンで雄叫びがない。
  • ボスが血まみれ+背景が燃えるシーンがない

 

監督がシーンを作って、是角さんたちがゲーム部分を作っている(コジステ11)

なるほど…。もしかして、ゲーム部分が完成しなくて、監督がストーリーを変えざるを得なかったとか??
 

フルトン回収でコンテナの上から降りるのが遅いと死亡(コジステ11)

そうなってると思います。やったことないけど。

 

 E3-2014のトレーラーは、コアなメタルギアファン向け(コジステ12)

悪に堕ちるというか(中略)スネークというのはビッグボスになってアウターヘブンに行って、ソリッドスネークと戦うんです。そしてビッグボスを倒すんです。(中略)要は悪なんです。(中略)ちゃぶ台返しはできませんよ。そこが一番大きなテーマ。(中略)スネークは客観的に見ると悪に入っていく、自分も止めたいけど復讐もしたい。堕ちていく人を一緒に見ていくのがファントムペイン。(コジステ12)

 

悪役を主人公にしたゲームではない。悪に堕ちていかなければならなかった一人の英雄を一緒に体験してもらう。(コジステ12)

一人の英雄=偽ボス、ベノムさんです。一人の英雄、という言い方が、また一人の英雄がいて…とも、いまならとれます。でも、当時にその理解をするのは困難だと思います。つまり、本物のビッグボスの悪に堕ちる様を体験できなかったわけですから、ユーザーから文句が出て当然です。

 

さらに、本物のビッグボスの悪に堕ちる様=MG2での悪役の姿になる様子を、ベノム終了後に見ることもできませんでした。

 

人が悪に堕ちるのは、周りの環境。今回のスネークたちもそう。よかれと思って…(コジステ12)

つまり、カズやオセロットによって一人の衛生兵が悪の根源にされちゃう。

悪い奴に汚染されるって事でしょうか?

 

射撃練習する兵士がいる、戦車や自動車が並べられている、ユニークキャラがウロウロ(コジステ11)

マザーベース上に練習する兵士はいません。自動車は移動用のみ。戦車はイベント時のみ。オセロットをはじめとするユニークキャラクタはイベント時のみです。
ちなみに、ゲーム版と同じで外は自由に動けます。
また、E3-2014トレーラーではドローンが飛んでいますが、ゲームには飛んでいません。
 

マザーベースは…プレイパターンで変わってきます。自分でも変えられます。(コジステ12)

変わらない気がする…。
 

友達をマザーベースに呼ぶこともできます。(コジステ12)

サポーターだけじゃないですか?少なくとも、PS上のフレンドは呼べないようです。2015年11月現在。
 
 追記 12月のアップデートで、フレンドに訪問できるようになりました。マザーベースじゃなくて、FOBですが。



マザーベースに帰ったら色々遊べますし…(コジステ12)

遊べるという意味では射撃だけ。他には動物園しかありませんw
パスとヒューイとクワイエットがいますが、いなくなるし、大した話じゃありませんし。
 
 

 うんこやおしっこはできません(コジステ13)

ですねw 期待していましたが、やはりNGでした。。当たり前ですね♪
 

フルトン回収、担いでいくからこそ命の大切さとかしんどさがヒロイズムになっていく(コジステ13)

 監督のおっしゃるとおり、室内フルトンが可能なものが開発されましたね。個人的には世界観が時代を飛び越え過ぎるので、好みではありません。
 
 

そういう意図で作られたシーンでなくても編集で見え方が変わってくるところがおもしろい(コジステ18)

スネークたちが築いたものが内側から崩れていく様を1番のさびで表現しているそうです。

つまり、意図は違っていても、シーンはキチンと作られていることを示しています。


おかしいですねw

 

あくまでもディザーなので、本編のストーリーを伝えるあらすじではありません(コジステ18)

え…ストーリーの切り取りじゃないのですか???それは、誤解を招くと思うのですが…。

 

トレイラーは、こういうテーマを伝えたい、ゲーム性を伝えたい、キャラクターを物語を伝えたい

 

 テーマは、復讐心が自分の入れ物まで壊してしまう(コジステ18)

 かといって、これがMGSVそのものなのかというとそうではなくて、ティザーなので、本編は果たしてどうなるのかと、みなさんで盛り上がっていただくのがこのティザーPVの役割なので…(コジステ18)

 小島監督の復讐心が、入れ物=コナミまで壊してしまう、という…ミスリードなのでしょうか?
 

予告編とかもゲームの一部であるという認識。PVからもみなさんとのキャッチボールを始めていると思っている。ひとつのMGSV:TPPの一部であるというようなニュアンスで作りましたし、ユーザーの方もそういう意味合いで、「本当はこうなのか?」「実はこうなのか?」という楽しみ方をしていただければと思います(コジステ18)


これまた意味深ですね…。テーマの中で作られたトレーラーでも内容が意図されているとのことです。となると、2015年のコナミ騒乱が本物なのか、作られた物なのか。そう自問自答を繰り返す毎日です。
 
 

FOBでもファントムシガーが使える+潜入先のプレーヤーに見つかるとFOB潜入失敗+警備機器は自分で設置(コジステ20)

ファントムシガーは使えなかったと思います。
 FOBは相手先が自分を見つけちゃうと潜入が失敗とのことでしたが、実際にはプレイヤー同士で戦うようになったそうです

警備機器は2015年11月現在、一部が自由に設置できるようになりましたが、基本的には自由な設置ができません。

ガンカメラは設置可能。
 
 

C4爆弾にフルトンを仕掛けると、高い位置で爆発できる、コンテナに乗ってフルトンを使うと、登れない高い位置に行けるようになる(コジステ20)

C4にフルトンってできないですよね。何かにくっつけてから、ということでしょうか。
コンテナに乗ってフルトンすると、登れない位置に行ける…あるんでしょうか?そんな場所。
 
 

コメディ要素(段ボールシールなど)は、最初入れる予定ではなかった(コジステ20)

まだまだ少ないですけど、入れてくださっているだけでも感謝ですね。MGOもありますし。
 
 

 監督とスタッフの関係の見え方

小島監督ー今泉プロデューサー 夫婦
小島監督ー是角プロデューサー 友達
小島監督ー岡村プロデューサー 岡村プロデューサーが部下
 
あくまで、わたしが感じた感覚なんですが、3人のプロデューサーさんとの会話はこんな感じに見えます。
 

 

DDを出会わなかったり連れて帰らなかったりしてもエンディング行けますよ。クワイエットも同じです。(コジステ24)

えっと…クワイエット…無理矢理出会わされていませんでしたっけ?メインミッション7で。

メインミッション7って、飛ばせますか?

DDは拾わなければいけそうですが。
 
 

普通の犬じゃないですよね。(コジステ24)

狐…ですか?オオカミ?
 

翻訳の…RACEですからね。(コジステ24)

どうやら、小島監督の思いは、言語各種=RACE、と見ているようです。人種ではなく、言語の種類、とされているようですが、RACEだけ見ると人種だと思ってしまいます。誤解があると思うので、明確にした方が良いような気がします。

言語なら、虫のお話であることでキチンとお話に入ってると分かりますから。
 
 
 
 
 今回はここまで。
コジステ25からは、また次回に。
 
 
 
bokeboke