段差でギアチェンジ
天皇陛下の運転手さんのテクニック。テレビで見ました。これは目から鱗。コロンブスの卵です。車はどうやっても揺れる段差越え。ギアチェンジはどうしても揺れることがあるので、だったら揺れる瞬間にギアチェンジをして、万が一失敗しても段差の凸凹での揺れとしてしまおう、という、すばらしいテクニックです。
なので、失敗も隠せるし、失敗じゃなくても、いつギアチェンジしたか分からなくなります。ただ、段差がどこにでもあるわけじゃ無いので、ご注意を。
半クラッチ長め(クラッチ+アクセル=100%)
あまりおすすめができないテクニックです。いつも半クラッチなので、クラッチが減ってしまいます。10万キロ以上耐えられる普通のクラッチが、10万キロも耐えられなくなります。
いつも使っているとガソリンもクラッチももったいないですけど、どうしてもギアチェンジをごまかしたい!というときにはお手軽な法則です。
クラッチ100%ならアクセル0%。
クラッチ50%ならアクセル50%。
クラッチ20%ならアクセル80%。
この法則は、クラッチのつながり具合が強くなれば強くなるほど、アクセルを大きく開けます。なので、ずーっと半クラッチだけど自然とつなげられます。アクセルはずーっと回転数が高めになりやすいので、カッコ悪いのが玉に瑕です。オートマ=ATみたいな変則になって、とってもカッコ悪いことも。
クラッチは、思い切ってつなぐ
最後の手段。クラッチはつなげてしまいます。思い切ってつなぐことで、車は無理矢理発進します。スリップしちゃうかもしれませんけど、とりあえず発進はします。四駆だとエンジンが止まっちゃうかもしれませんが。
おわり
いかにスマートにギアチェンジを終わらせるか。でも、いまやほとんど売られていません。ツインクラッチだったり、CVTだったり、多くの段数のATだったり。進化はどんどん進んでいます。わざわざ手動で行うことは、わたし自身も疑問に思っています。マツダがスカイアクティブを銘打って行っているように、強度の最適化、軽量化を進めて、手動よりも自動の方が軽くて丈夫、なんてレベルにして欲しいです。