シン・ゴジラを見た後での、パソコンでのパトレイバー実写版です。
日本の映画の、CGの底力、見せてもらおうじゃないの!!!
あらすじ
テロが起きて、公安と特車二課が活躍する、勧善懲悪のお話です。
過去のパトレイバーとの比較
過去のパトレイバーは、OVA、地上波テレビアニメ、マンガ、映画と、ベースは同じなんですけど、話が異なります。
199X年でしたっけ?労働用の重機(ショベルカーとか)の代わりに使われた人型ロボットのレイバーで事件を起こす人が増えて、その対策用の警察部門として作られた、特車二か。
後藤隊長を筆頭に、くせ者揃い、ゴミ溜めのような寄せ集めグループが大活躍するお話です。
過去のメンバーを踏襲した配役と指名。
そして、南雲さんの登場。
過去の作品を見ていた一人として、心躍るシーンの山積みでした。
やっぱり、物足りない映像
シン・ゴジラもそうですけど、CGと実写の合成がいまいちパッとしないんですね。最近は、映画、特に大作の洋画を見るときはほとんど家のプラズマテレビで見ています。合成の不自然感はありますけど、派手な爆発など合成が気にならないことが多いです。
逆に、シン・ゴジラ、パトレイバーは、コテコテのCG合成なので、見ていて興ざめしてしまいます。このあたりは、日本の映画を支えるCGの企業がもっともっと現実の再現性の向上を目指して欲しいです。
ストーリーは尻つぼみ
中盤から7割くらいまでは、一体どうやって戦うんだろう…というドキドキで一杯でした。
でも、ラストのラストで、ちゃちゃっと終わらしたエンディングです。すごく寂しいし、つまらないラストです。
このラストの映画の前に、いくつもの映画版が作られています。調べると…
THE NEXT GENERATION -パトレイバー- - Wikipedia
全部で12話だそうです。見なくちゃ見なくちゃと思ってたけど、たぶん、2話しか見てないと思います。おもしろくなかったんですね。
そして、全部飛ばして、最後の作品です。
千葉繁さんがご本人登場的に出てきて、過去の作品を引き継いだ様な作り。
ワクワクさせておいて、こう落とすか…というエンディング。本当に残念です。
レンタルでみてよかったです。映画館で見てたら、相当ガッカリして帰ってましたよ。
ということで、ほとんどレイバーが出てこない、旧映画版パトレイバーのような、勧善懲悪なのに、あぁ…安心したぁ…って感じもない、本当に寂しい作品でした。
bokeboke