ブラック企業が労働者を奴隷として使用するための、無制限残業のとらせ方です。
いかに残業をしていないかのように見せかけるか。
公的な言葉じゃないですけど、許してくださいね。
みなし労働
事務所や工場など、上司がいる目の前で働いている人ではありません。
出張でいないことが多い、外部で仕事をしていることが多いなど、直接管理ができない場合に都合良く使われる手法です。
例えば、あなたは何時間働いても、8時間しか仕事していないことにします、ということです。逆に考えれば、4時間しかしていなくても、もしかしたら0時間労働だとしても、8時間労働って事になります。もちろん、12時間働いても8時間です。
今の勤務先は、まさにこの悪用部分を使っています。
経営者の怠慢です。
【対案】とするなら、グーグルマップのタイムラインです。位置情報で出張先の動きが分かります。休憩時間も分かりますから、計算も簡単でしょう。
みなし残業
みなし労働として働いてるけど、オーバーすること=残業することもあるよね?ということで、20時間分の残業代を出しましょう!っていうタイプです。
まさに、今の勤務先がこれです。このシステムを悪用して、無限に残業をさせてます。
タイムカードの先打ち
会社から、ある時刻になったら打刻するように言われました。処理しきれない仕事は、当然のようにサービス残業。間に合わないと言っても、やれ、としか言わない上司です。
残業時間のカウントは4月1日からスタート
多くの会社が忙しいのは、3月31日だと思います。残業時間がリセットされる4月1日~3月31日までが残業時間のカウント期間です。
つまり、一番忙しい季節に残業が上限をオーバーする危険性をはらみます。
さかのぼれば、忙しくない時期に残業を使い切らせるものの、忙しい年度末にお客さんからの要望に応えざるを得なくなって、サービス残業しないと自分や会社の信頼を失う訳にはいかない、と追い込まれます。そして、サービス残業実行です。
三六協定無視のコラボレーション
法律の例外措置である、三六協定を無視します。
残業の上限は、年間で320時間。年度末を待たずに320時間を超えます。そして、年度末にオーバーしまくり。でも、タイムカードは打たせない。残業代は上限が決まってるとウソを言って払わずに働かせる。勤務時間も8時間と偽装。
このフルセットを『ノルマを稼いでこい』だけでやらせているんですね。今の勤務先。
たぶん、多くの会社がこんな感じだと思いますが、みなさん、いかがですか?
bokeboke