のんびり生きてます/これから何をしましょうか?

「はやり」の波に乗ってみようと思っています。その挑戦と経過と結果を紹介しようと思っています。

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【1月17日】地震の時の覚え書き

1月14日、池上彰さんの自信の番組をやっています。

 

生きるための選択。

 

釜石のおねーさん、すごい。

 

私は黙って逃げました。

 

声をかけようと思いましたが、来なかったらどうしよう…迷惑をかけるから…と、黙々と高台に逃げていました。

 

私はお年寄り(津波避難経験者)から、とにかく逃げろ、ということしか教えてもらっていませんでした。

 

これに加えて、自分なりにかなりの量の資料を読んで、高台に逃げるのか、現実的にどれくらいの津波が来るのか、を頭に入れていました。

 

しかし、予想をはるかに上回る津波警報が出ました。

 

知識の上で、これ以上ないという気象庁の発表だったので、

『間違いなく来る』

『自分の知識以上の津波が来るはず』

と、頭のスイッチを切り替えて逃げました。

 

結局、私のいた場所には津波は1m程度で、家が流されるような大きな被害はなかったそうです。

 

私は逃げすぎですが、それくらい安全な場所まで移動して、津波の到達の一発目、二発目が問題ないことを確認して、自分の帰宅経路の安全も確認して、移動しましょう。

 

私は家から離れた場所にいましたが、帰る途中に川にかかった橋がありました。川は海から近く、津波が遡上することも考えていましたが、一発勝負で通過して帰宅しました。ちなみに、川は前日からの雪での増水なのか、津波による逆流なのか、かなり増水していました。川への遡上、ご注意ください。

 

帰宅してからの処理は、池上さんの番組のとおりです。

 

まずは、ライフラインの停止。

 

  1. ブレーカーを落とす。
    電気の復旧の時に、断線や火花でガスへの着火が起きないように。壊れた電化製品が異常な動きをして発火しないように。火事にならないように、などなど。
  2. ガスを止める。
    ガス漏れ防止のために。ガスが復旧した際、ガスが漏れて火事にならないように。
  3. 水は風呂に溜めて、最後は栓を止める。
    マンションや低地の場合、タンクや圧力で多少水が出ることがあります。お風呂にしっかりと栓をして、水を溜めます。早い者勝ちですw
    トイレを流すときに使ったり、緊急時用の浄水器があれば、風呂に溜めた水はキレイなものです。飲み水に使うこともできます。でも、案外トイレも使います。小はためて、大は流す。

と、3つをやったらOK。そして、ライフライン復旧時の注意。

 

  1. ガスを止めたままブレーカーを上げる。
    ガス漏れが起きているとまずいので、ガスは止めておきます。都市ガスの場合、復旧のガス会社の方が来ます。それまではガスは止めておきます。電気が一番最初に復旧するはずですので。
    おまけ情報としては、窓を開けてブレーカーを上げ、臭いを気にしましょう。ショートや機械の故障で焦げ臭かったり、ガスが漏れていたり。
    五感を研ぎ過ごしましょう。
  2. ガスの復旧は、ガス会社待ち。
    とにかく、ガスの復旧はガス会社を待ちます。素人ではどうしようもありませんから。
  3. 水の栓も止めておきます。
    水の栓を開けておくと、室内の管が外れていたりすると、水が大量に漏れます。大事故になります。ショートによる家事、マンションが水浸しになれば、訴訟問題にも。水が供給され始めたら、栓を開けて水漏れを探します。水が漏れている音がしなければ、使い始めます。

私は知っていたので、一つずつやっていきました。が、同居人は知らないので、地震後、家を放置していましたw

 

なので、実家に帰るために、

ブレーカーオフ

ガス、水の元栓を閉める

冷蔵庫の中からアイスノンをクーラーボックスに入れ、食べられそうなものを詰め込みました。

 

さらに、芋、タマネギ、にんじんなど長持ちする野菜、インスタントラーメンを車に積み込みました。

 

当然、手巻き発電ラジオ、ライト、充電池、カセットコンロとボンベ、布団を詰め込んで。

 

ありがたいことに、実家には昔ながらの石油ストーブがあり、ご飯やおかずの煮炊きはできました。なので、震災なのに結構まともな健康食を食べていましたw

 

あと、電気が一番に復旧するので、お風呂はティファール+じょうろですw

 

わたし、植物になった気分でしたw

 

あと、プロパンガスのお宅のお友達がいると助かります(ーー;)

 

一度だけお風呂をお借りしましたが、本当にありがたかったです。

 

避難中はとっても暇なので、給水のお手伝いをしたり、情報を集めたりしていました。

 

ちなみに、地震に強いと言われたPHS(当時ウィルコム)は、一番最初に電波が来なくなり、復旧が一番最後でした。

 

併せて、ドコモとauは、たまに電波が来たり来なかったりしていました。

 

公衆電話はよくつながる、と噂されましたが、うちの近所は全くつながりませんでした。

 

むしろ、たまに送信できるメールの方が助かりました。

 

個人的に買いたいのは、発電機です。ガソリンの給油待ちの車のバッテリーから携帯を充電していましたが、手巻きでは疲れちゃうし、車ではガソリンがなくなったり、バッテリーが上がったりします。専用で発電したり、発電したものを充電したりできたら、取っても便利だと思います。

 

一番いいのは、もちろんスマートハウスです。自給自足ができれば、震災なんて全く関係ありません。冷蔵庫も、電子レンジも、IH調理器も、お風呂も、テレビも、パソコンも、携帯も、ネットも、そして自動車も。自家発電で対応できます。

 

地域でちっちゃなミニソーラーで充電できれば、現地に行ってボランティアをして、その最中に充電して、家に帰る、なんてこともできるかもしれません。

 

料理、ガソリン、電気の心配がなければ、

 

市民がやるべきはボランティア

 

となるかもしれません。

 

あくまで理想論ですけど、本来日本はこういう考え方にあるべき何じゃないかと思っています。

 

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