一番最初に発売したころは、いつも買っていたと思います、MONOQLO(モノクロ)。
しかし、ここ何年かは中身の微妙さ、最初の方針の曲がり方から買わなくなってしまいました。何が変わってきたのか。あくまでわたしの個人的な感想と、あいまいな記憶を元に、ちょっとだけブログアップします。
- 広告一切無し!がなくなった。
最初は本当に広告無しでした。雑誌によっては、広告と記事を混ぜたような広告を載せたりして、いわゆるステルスマーケティング、ステマな広告もあり、それを批判していました。しかし、真っ当な広告1社、2社、と増えました。それでも、広告は記事には扱わない商品ばかりなので、理由は理解できていました。しかし、いつからか記事で扱うような広告も入るようになりながら、言い訳をしつつ進んでいらっしゃるので、個人的にはNGだと思います。 - 独自の実験が、文句を言ってるメーカー試験と変わらない。
メーカー独自の試験は、【限られた条件下で、一般家庭の環境と全く異なり、効果はない!】と断罪しつつ、自分たちで行う試験も、素人から見ても【それ、一般の家庭環境とは全く異なるんですけど…】なものもチラホラ見られました。お金がかかるとは言え、意味が薄いと思われるような実験なら意味がありません。
そして、今回見たネタが、あまりにもひどかったんで、ご紹介です。 - 比較対象を間違っている。比較の仕方も意味がない。
2015年4月号のモノクロ、ダイハツのデュークと、他社の車を比較する記事です。通常であれば、最大のライバルであるスズキのスペーシア、軽自動車のハイトワゴンのトップを走り続けるホンダのN BOXとの比較をするべきです。しかし、何を血迷ったか、【新型】【趣味の車】という理由で、スズキのハスラー、ホンダのN BOX スラッシュを比較してしまいました。
普通車でたとえるなら、トヨタのノアが新型出た!→ライバルは新型の日産ラフェスタとホンダのCR-V!(ともに家族で乗る、という共通項?)というところでしょうか。意味が分かりません。
さらに比較方法もめちゃくちゃです。運転席以外を倒して、自転車、テレビ、キャリーケース、ゴルフバッグ、ベビーカーを積むテスト。そんな条件は死ぬまでに何回あるでしょう?
もはや、【ダイハツからお金もらってるでしょ?】とさえ思いたくなる記事です。
わたしが試し読みするタイミングで、たまたまなのかもしれません。でも、どうもわたしが読むときには必ずこういう記事が出ます。つまり、雑誌側の意図が間違った方向に強く出ていて、お金を払いたくなくなります。
ということで、わたしはまた数年、家電批評、モノクロを買わなくなると思います。
できれば、もう買いたくないです…。
bokeboke