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【11月5日】メタルギアソリッドVファントムペインのレビュー

 

 

 

育児と平行だと、なかなか進められないですね。メタルギアソリッドV。

 

 

 本日は、マイナス発言連発のレビューブログです。ご了承ください。

 

 

 

 メタルギアソリッドV:THE PHANTOM PAIN。

なかなか評価が難しくて、発売当初は高評価だったのに、評価を下げたゲーム評価サイトもあったそうです。

 

オープンワールド

個人的には、とても心配していたオープンワールド
 
序章として発売された、前作【グラウンドゼロズ】の250倍の広大なマップ!
 
として宣伝されていました。ところが、正式なマップを見てみると、5km×5km程度のエリアが2種類。
 
このゲームの舞台は、1984年に『人が動ける範囲』と考えると、結構狭いです。自動車も、ヘリもある戦場です。とっても不自然な広さです。
 
 
 
そして、個人的に気になったのが、
  • ミッションはどう進めるの?
  • マップは限りがあるの?

でした。マップに限りがあるのはここで分かって残念なのですが、面白いなにかがあるに違いない!と言い聞かせました。

 

ちなみに、オープンワールドに対する言葉として、道順が決められていて強制的にお話を進めなければならない世界観、ゲームシステムが、リニアゲームと呼ばれています。

 

 

ミッションの進め方との関係

 お話を進めるためのメインのミッションと、ゲームを進めやすくするために何かを与えてくれたり、お話やシステムの説明をしてくれるサイドオプスと呼ばれるミッションがあります。

 

サイドオプスは、そのエリアに行くと自動的に始まります。ミッションを片づけるとクリアですが、メインミッションは異なります。

 

メインのミッションは、事前に選択するか、該当するエリアに行って無線機でミッションを選んでスタートさせます。

 

メタルギアソリッドの生みの親、小島監督が説明をしていた、どこからでもミッションを開始できる、にはウソはないんですが、スイッチを押さなければ始まらないメインミッションが存在するのは、事実上のリニアゲームなんじゃないでしようか?

 

また、サイドオプスにもプレイしないとメインミッションが先に進まないものもあって、なんだかちぐはぐです。

 

マップは?

サイドオプスが行われるのは、敵がいる拠点ごとです。分かりやすく言うと、集落が各地にあって、その集落を攻め落とす感じです。この拠点は20カ所くらいあると思いますが、何度もプレイしていると、拠点だけが再利用されます。

 

過去の作品、メタルギアソリッドピースウォーカーも似たシステムで、ミッションを開始すると小さな箱庭数種類の中で、目的だけ異なる、やることはほぼ同じミッションの繰り返しでした。

 

今回のファントムペインは、これの拡大バージョン。箱庭の種類が増えただけ、箱庭と箱庭の間が広場でつながっただけ、とも言えるようなものです。

 

そして、任務も同じようなものばかりです。

 

捕虜の救出、敵の殲滅、何かの回収。さすがに飽きてきます。やらされてる感がダンダンと強くなります。

 

また、ミッションの途中で戦闘エリアから出てしまうと、ミッションは中止されます。オープンワールドをうたう割には、残念な使用です。

 

オープンワールドはプレステの基本機能向上によるもの?

オープンワールドは、数年前に現れたんでしょうか。ちょっと前のゲームでは、エリアごとにロードが発生していたと思います。

 

また、過去には実装されていなかった?プレステ3でもオープンワールドが可能になってますから、途中でシステムが更新されて、オープンワールドが標準機能になったんじゃない?とも思えます。実際にはどうなんでしょう?詳しい方からのコメントをいただけると助かります。

 

ちなみに、オープンワールドは大昔からあります。

 

例えば、ファミコンドラクエ2か3だったでしょうか。

 

船で世界一周できますから、まさに元祖オープンワールド

 

私が新しいメタルギアオープンワールドでイメージ(期待)していたのは、これです。

 

アフガニスタン、アフリカを舞台にするメタルギアソリッド。ならば、歩いていけるところは相当な広さまで行けるんだろう!って。勝手に想像してました。ところが、発表されたのは、グラウンドゼロズの250倍。なんとも微妙…。

 

プレステのシステムで上にGoogle Earthのような地球のモデルが存在して、それを利用したオープンワールド、これこそが本当のオープンワールドじゃないかな?と個人的には希望しています。

 

もちろん、地球じゃない舞台なら、それなりに対応するということで…。

 

リニアゲーム感が強すぎる

オープンワールドというからには、突然ラスボス!なんてこともあるかと思ってましたが、そうではありませんでした。(当たり前ですが(~_~;))

 

しかし、発売前の宣伝では、中ボスとかに出会わない人が出てくるとか、見かけない物があるとか、リニアゲームならあり得ないお話もしてました。

 

ところが、実際にやってみるとそうでもないようです。

 

いろんな重要人物はみんな出てくるし、早くから終わらせた方々のレビューから、特殊なお話は出てきません。

 

発売前の発表と、発売されたゲームの中身の何が違うのか分からないんですが、整合性がとれてない気がします。気のせいだといいんですが。

 

そして、重要なキャラクターを殺してしまうと死んでしまって二度と出てこなくなるとのお話もありましたが、重要なキャラクターは『瀕死』扱いで、死ぬことはありません。

 

事前の発表とは異なるところも多く、ありがたい反面、だまされた感もあって何とも言いづらい感じです…。

 

 

本編の外に。

本編とは別に、特別パッケージには、収録されなかったお話が含まれます。完成度30%とされるお話は、一部が動画として作られて、一部がラフスケッチなど静止画です。

 

動画は、FOX engineでキチンと作る前に作られたラフなもののようで(過去の『コジステ』で放送されたような物)、口が動かなかったり、表面の色や反射などがリアルには処理されていないものです。

 

www.konami.jp

 

これ以外にも、色んな話が計画されていながら、全体の半分程度が削除されて、いきなりエンディングに持っていっちゃったってお話もネットでは見受けられます。

 

そして、半分程度が削除してボリュームがないから、前半のお話のリメイクミッションを準備して、時間を稼ぐようにしているようにも見えます。

 

お話自体が、MSXで発売されたメタルギアにつながるように持っていく、という前に大部分をすっ飛ばしてしまっているように感じる上に、ゲーム自体も『時間稼ぎ』のようなものばかりで、何か、狐につままれたような…FOXという戦術部隊がゲームに出てくるからとか、FOX enginがあるから…というオヤジギャグのつもりではなく、小島監督が意図してこう作っているなら、個人的には結構迷惑な作品です。あまりにも未完すぎて。

 

小説で補完されているそうです

このゲームの小説が発売されていて、こちらではゲームで語られなかった話がたくさん入っているそうです。なので、なぜゲームでそういう話になったのかなど、裏事情などが分かるようになっているそうです。

 

でも、ゲームはゲーム。1つの作品にお金を払っているので、ゲームだけで完結してもらわないと…。

 

もちろん、価値が高いゲームだからこそ、手広く儲けさせてよ~というメーカー側のお気持ちは分かりますけど、こちらの気持ちもくんで欲しいものです。

 

 

さいごに

コナミのお家騒動で、未完成のままで発売されたとも噂される本作。

 

本当のところは開発者や関係者の方々しか知らない訳です。

 

わたしたちユーザー、プレイヤーは作品を受け入れるしかない訳です。

 

今後、どう解明される、作品の真意?

 

わたしには理解できないと思いますので、誰かが解説してくれることを待ってます。

 

 

 

それ以上に、この未完成にしても、コナミのお家騒動にしても、プロダクション解体=本部制への移行にしても、もしかしてすべて小島監督の策略なんじゃないか?情報戦なんじゃないか?と、疑問を持ち始めています。

 

本作品のデモをコナミじゃなくてスウェーデンのモビーディックスタジオとして発表したこと。

ホラーゲームのサイレントヒルの続編=サイレントヒルズを小島監督と海外の映画監督が作るお膳立てとして作られてプレイアブルティザー=P.T.として怖くて恐くて仕方ないデモゲームを作っておきながら、サイレントヒルズが立ち消えになったこと。

 

その映画監督が、コナミと決別したと発表したこと。

 

桃太郎電鉄でおなじみの、さくまあきらさんがコナミと決別したツイートをしたこと。

 

メタルギアシリーズで歌を歌っている歌手が、小島監督コナミを退社したとツイートしたこと。

 

小島監督が2015年10月9日にコナミを退社したとアメリカのゲーム雑誌が発表したこと。

 

すべてが小島監督の【情報戦】という社会実験だとしたら。

 

メタルギアソリッドVは、その一部でしかないとしたら…。

 

もはや、大混乱=悪に堕ちる、のかも。

 

小島監督が、この業界から干されるかもしれない、とツイートしたことからも、この規模ならその心配もあるかもしれない…。

 

と、色んな妄想をしています。

 

 

 

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