【11月10日】ヒートテック、ブレスサーも、モンベル、材質の比較
先日、「まだヒートテックなの?」という感じの記事を見かけたので、自分なりに比較してみました。
なお、記事を書いている11月7日現在の情報です。
自分なりの感覚
記事で書かれていた3種類のシャツは、いずれも着たことがあります。
モンベルのジオラインはサラサラですが、汗を乾かせてるイメージは薄いです。
ヒートテックは、普通のTシャツよりは暖かく感じますが、感じてるだけの感覚です。
ブレスサーモは、暖かい気もしますが、時間がたつとただのTシャツに感じていました。
ちなみに、繊維には元々、水分を含むと発熱する性質があるそうです。こういった発熱素材は、それを強化したもの。なので、大きな期待を持つ方が間違っている気がします。
水分を含んで効率よく発熱するなら、発電所など熱が欲しいところで使われているでしょうから。
ちなみに、この実験。
素材を乾かして、もう一回発熱させようとしましたが、はつねつしませんでした。
なぜでしょうね。わたしにとって、ブレスサーモはそういう前科者ですw
モンベル ジオラインの材質
ジオライン<ミドルウェイト>
ポリエステル100%
スーパーメリノウールは発熱性。
ジオラインは、速乾性。
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ユニクロ ヒートテックの材質
ヒートテックエクストラウォーム(極暖です)
44% アクリル,36% レーヨン,15% ポリエステル,5% ポリウレタン
40% ポリエステル,33% アクリル,17% レーヨン,10% ポリウレタン
ポリウレタンを多めに入れているのは、空気をたくさん含めるためでしょうか?
ミズノ ブレスサーモの材質
ウィンタースポーツ対応のミドルウエイト
厳寒対応のウール ヘビーウエイト
材質の性質
含まれている材質の特徴は以下のとおりです。
モンベル
スーパーメリノウールは、毛で保温性。
ジオラインは、ポリエステルで速乾性。
ヒートテック
アクリル 吸湿性が低く、乾きやすい
レーヨン 吸湿性、放湿性がある
ポリエステル 吸湿性が低く、乾きやすい。
ポリウレタン ストレッチ素材用
ブレスサーモ
ポリエステル 吸湿性が低く、乾きやすい。
毛 冬は暖かく、夏は涼しい 水蒸気は吸収しやすい?
指定外繊維(ブレスサーモ)
さいごにまとめ
材質だけ見ると、そんな感じがします。
極寒の地に行くことがありますが、ヒートテックはかならず役立たずになります。理由は、汗です。汗を吸い込むと、なかなか乾かないのは事実です。そして、そのまま暖かい部屋に入ると蒸れて熱くなって汗が出て、もう一度寒いところに出ると乾かない、冷えた汗でまた冷える、という悪循環に陥ります。
ヒートテックについては、入手性の良さからいつも着ています。
室内用、汗をかかない環境ならアリ。
だと思っています。たとえば、事務所の事務員さん。暖房環境の整った工場での軽作業などです。
登山をする人たちの服の着方をマネするのが一番なのですが、なかなかバランス良くキルのは難しいです。寒い地域で汗をかきながら、汗を逃がす服装。下着。
トータルコーディネート、してくれませんか。
ユニクロさん、ミズノさん。
bokeboke
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