のんびり生きてます/これから何をしましょうか?

「はやり」の波に乗ってみようと思っています。その挑戦と経過と結果を紹介しようと思っています。

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薄暮時(夕暮れ時)は交通事故が多いという誤解

 
 
夕方には早くライトを。
 
デイライトをつければ視認性が上がって事故が減る
 
というのは、いろんな警察の啓蒙活動からご存じの方も多いと思います。
 
でも、実は事故が多いというのは誤解なんですね。
 
 

事故は多いけど、多くない

件数は多いです。
 
でもね。
 
事故率は明るいときも暗いときも大きく変わらないんです。
 
 

比較の方法は?

こういうのって、母数を合わせて比較しなくちゃいけないんですね。つまり、事故率で比較しなくちゃいけないんです。
 
でも、件数が多い多いと騒ぐだけで、実際の数値はごまかしのデータばかりです。関係ないデータをかき集めて事故が多いかのように見せかけてるだけで、まともなデータはほぼ出回っていません。
 
こちらは、日産のページです。
 
ひどいのがこちら。青森県のホームページから。
 
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母数を事故の全体にしてるので、何の意味もありません。こんな数字に惑わされないように気をつけましょう。
 
 
検索すれば、事故は減らせる、というサイトであふれかえってます。
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論文のご紹介

 
 
 
こちらがその論文です。
 
事故率は大差ないとのこと。
 
 

警察や国土交通省と自動車業界の癒着?

 
事故と薄暮時の事故率は無関係なのに、デイライトを、ヘッドライトを、となると、考えられるのは役所と自動車や部品のメーカーの癒着です。
 
  • デイライトなんていらないのに義務化。
  • ヘッドライトなんてつけなくていいのに常時点灯で交換の回数を増やす。
と、販売数の増加を役所が率先して宣伝してると推測するのも仕方ないことですよね。
 
もしかして、役所から自動車メーカーや部品メーカーにも天下りしてるんしゃないの?なんて思っちゃいます。
 
 

さいごに

バイクのヘッドライトの常時点灯は、自動車に紛れたり路側帯を走ったり、見つけにくいからとの理由でした。
 
それを自動車にまで展開すると、バイクのヘッドライト点灯の意味が無くなります。
 
ちぐはぐな理由にならないよう、じゃなくて、安全を第一に考えて自動車の安全装置の開発に当たって欲しいですね。
 
 
 
bokeboke