マツコデラックス、凄く尊敬していたんですが、ブラック企業を容認するようなニュースです。ビックリしました。
この記事に、コメンテーターのマツコは、労働の問題は簡単ではないと指摘したうえで「ブラックかホワイトかっていう問題でもない」「ほぼグレーでみんなやっている」
「うやむやの中でバランスを取りながら労働をしていくのが社会」だと持論を展開。そして、労働基準法だけで判断をした場合、社会が成立するのか不安を抱いているのだと明かす。
法治国家、日本。法律を守るのが最低条件。法律はキッチリ時間が決まってる。なのに、うやむやでバランスをとってるとすれば、それはもう法治国家でもないし、資本主義でもないです。
独裁国家でボランティアをしいられている国、わたしの勝手なイメージだと、北朝鮮のよう。
労働基準法や36協定が不十分であるなら、改善すべきです。
暗いと不平を言うよりも、進んで明かりを付けましょう。
本当なら、労働基準監督署などに通報するべきなんです。でも、自分の給料カットが怖くてできない、がわたしたち労働者の本音だと思います。
そこで、対策案を考えました。
労働基準法や36協定を変える
一例として、8時間×220日勤務を基本とします。年間の労働時間は1760時間です。
- 1日8時間限定。指定日は全て出勤。残業と早出はゼロ。
- 残業は1日3時間まで。月45時間まで(あくまで一例です)。
ただし、年間の1760時間は超えない。残業したら、どこかで早く帰るか、休みにする。(勤務終了後、12時間を確保できる。8時ー17時だと、3時間残業で20時終了。12時間後は朝8時。) - 残業は、1日、1週の上限なし。ただし、月45時間まで。
45時間超えは年間で3回まで。他の月は残業を禁止する。
年間1760時間の限定はなし。残業は上乗せ。
勤務終了後、12時間を確保する義務あり。 - 残業は、1日、1週の上限なし。ただし、月45時間まで。
年間の上限回数はなし。毎月45時間残業も可能。
勤務終了後、12時間を確保する義務あり。 - 残業無制限。事実上の経営者。芸能人などもこれ?
1年間の仕事量を考えれば、閑散期と繁忙期があります。でも、経営が傾けば閑散期も営業に回って、買ってもらおうと努力しなくちゃいけなくなります。ずーっと働かなきゃいけませんけど、経営者は手を出さず、働けと言うだけです。
そういう、動かない経営者から労働者を守るためにも、ぜひ上のような労働基準法に改正して欲しいです。大前提としてあるのは、以下の項目です。
- 残業が月80時間を超えると死ぬ可能性が高まる
- 好きな仕事は上限無しでやりたい
- 芸術性のあるもの(芸能人、芸術家など)は、時間が許す限り仕事したい
サラリーマン的な労働者の多くは、好きで仕事をしているわけではないと思います。生活をするためにお金を稼ぐ、そのために仕方なく働いてるだけなんじゃないかって。だからこそ、経営者はそれをネタに奴隷として労働者を無限に使って、死んだり辞めたら安い労働力を新しくゲットするわけです。
そういう人が多いと思うからこそ、プライベートの時間を作れる法律にするべきだと思います。脳に入力がなければ、新たな商品の開発もできません。新しい出会いが必要だし、休んだりリフレッシュしなきゃいけないんです。新しいことにチャレンジしたり。
だからこそ、労働時間を制限しなければ、日本はタダの奴隷国家です。
さいごに
個人的には、2.の、閑散期は早く帰ったり休んだり、繁忙期は、ギリギリまで残業する、が一番いいと思います。柔軟性が高いので経営者にすれば余計なお金を払わず集中投資できますし、労働者にとっては休みが取りやすいです。
本物の経営者はゲスの極みなので、5.にして労働者全員を奴隷にして使い捨てすると思います。
さて、こういう改正案、自民党の国会議員さんはもう作ってくれてるんでしょうか?
bokeboke