プレイステーション4とリアルサラウンドヘッドホンの選択はこれしかない!
ということで、買ってみました。
でも、接続するためには色々と問題があります。
問題1 ヘッドホンとPS4は直接つなげられない
Razer Tiamat 7.1 V2の接続するコネクタは、3.5mmのミニステレオピンというタイプが6本とUSBケーブルが1本。
さらに、光オーディオは5.1ch、HDMIは7.1chという不便な仕様です。
つまり、7.1chにしたければHDMIを使わなければなりません。
ということで、こういう変換が必要です。
PS4→HDMIケーブル→HDMIの音声をアナログに分岐する機械→アナログのRCAのコネクタ(機械はメス)をステレオミニピン(ヘッドホンは押す)に変換・分岐するケーブル(つまり、ケーブルはRCAのオス、ミニピンはメス)→ヘッドホン
(後述しますけど、変換する機械の接続端子は、RCAというタイプ。昔のビデオの【黄色、赤色、白色】の3色のコネクタのタイプです。)
問題2 追加する機械とヘッドホンを繋げられない
ところが、機械から音声を出すのはHDMIとRCAというビデオテープ時代に使われてた黄色赤色白色の端子です。ここにもヘッドホンは繋げられないんてす。
ここを接続するために分岐するケーブルが必要です。
RCAとステレオミニピンはアナログの音声同士なので、分岐するケーブルだけで使えます。
なぜ分岐するケーブルが必要かというと、ステレオミニピンのケーブルに2つの音声が含まれているからです。
- フロントの左と右
- サイドの左と右
- リアの左と右
- センターとサブウーファー
こういう風になっているので、音を分けなければならないためです。ちなみに、ヘッドホンから出ているケーブルはこの4本にくわえて、以下の2本が追加されます。
- マイク用=ステレオミニピンで上の物と同じ形状
- 電源用USBケーブル
ヘッドホン以外に追加する部品はこうなります。
リアルサラウンドヘッドホン ・Razer Tiamat 7.1 V2
ヘッドホンに本当にスピーカーが入ってます。7.1chなんですけど、センターとサブウーファーは両方に入ってるので、左右の6、センター2、サブウーファー2の合計10個のスピーカーてす。
バーチャルのサラウンドヘッドホンだと50mmのスピーカーなんですが、リアルサラウンドヘッドホンだと場所がないためサブウーファーで40mm、それ以外は20mmなど小さいものです。
なので、音質はイマイチながら、方向はしっかり分かるそうです。
- 音楽
- 映画
は避けた方が良いとのこと。方向性が必要なゲーム専用にすべし、だそうてす。
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接続するための機械
音声をアナログに変換してくれる機械です。
Amazonのレビューに書かれていますが、音声を分岐するためにはこの機械が必要です。PS4と接続するために、最も簡単な方法のようです。
ヘッドホンと機械を接続するための変換ケーブル
音声をヘッドホンに分岐するためのケーブルです。マイクは使わないので、今回はスピーカー用の4本だけ購入しました。
ちなみに、Switchにも使えるそうです。Switchもサラウンドの出力はHDMI限定なので、HDMIからの出力を分岐することでサラウンドで使えます。
開封の儀式
汚い写真ですいません(^_^;)。忙しかったのでお許しくださいm(._.)m
こちらがAmazonで手配したヘッドホン。
封印のテープがはがれてる…。大丈夫かなぁ…?
梱包はこんな感じ。大事に梱包されています。
コントローラーのシールははがされてなかったので、少なくともシールははがされてなかったです(勝手に安心してます)。
雑に並べてごめんなさい。これですべての部品です。
もちろん、電源用のUSBも。
コネクタの役割はここに書かれてます。箱の裏側です。
音声の変換の機械。日本語の説明書が輪ゴムで抱き合わせて梱包されてました。
箱だと思ってたら、実はカバーw
スライドさせて白いサービス箱を取り出します。
箱を開けると、ビニル袋に密閉されてます。真空ではないです。
思ってたよりかなり小さいです。筆箱の薄さ半分。こちらがコネクタ側。
電源スイッチ、音声切り替え(消音、ステレオ、7.1ch)スイッチとLEDのランプ側。
左から、電源、HDMI入力、HDMI出力、光オーディオ出力。
差し込んで…。
差し込んで終わり!
あれ…。電源がない!
実は、この黒色の箱の下にありました。ACアダプター。
かなり小さいです。
電源を入れると、こんな感じ。
配線
配線はこの順番。
USBはPS4に接続します。
PS4につなげてみた
今は、PS4→ディスプレイ
ですけど、間に機械が入るので、追加のHDMIケーブルで繋げました。
PS4→機械→ディスプレイ
感想
まずいよ…。
音が雑、薄っぺらなのは仕方ない。
けど、位置が出ない!
全ての音が、ほぼ頭の中心で鳴ってます。
コントローラーで、以下の調整はできます。
- フロント
- サイド
- リア
- センター
- サブウーファー
でも、フロントを上げても、センターを上げても、前に来ない!そもそも、音が前から出てない!
パソコンで調整しないといけないようなのですが、初日は時間切れ。
Razer Kraken 7.1 V2の設定最適化 - GameGeek
本編は、その2に続きます!
と思ったのですが、パソコンで調整しても、ヘッドホン本体に書き込むわけではなさそう。
そう!
パソコンのドライバに設定が保存される!
つまり!!!
PS4に持っていってもサラウンドの調整ができない!!!
無念です(T-T)
本当の感想
- フロントの左右、センターは頭の真ん中で鳴る。イヤホンのモノラルがまさにそれです。
- サイド(ちょっとだけ後方のか)の左右は、それなりに左右から鳴ってます。右だと、3時30分くらい。
- リアの左右は、後方45度、右だと4時30分くらいで鳴ってます。
- サブウーファーは、YouTubeの各種テスト音源だと鳴らないことが多いです。グランツーリスモスポーツのプレイ中だと、縁石に乗ると鳴ります。どどどどーって。
- スピーカーはどれもペラペラな音しか出せません。昔のラジカセのような音です。イヤホンのほうが音質は良いです。
参考にしたサイト
そして、Amazonのレビューページです。こちらは
HDMI切替付 デジタルオーディオ分離 7.1ch アナログ出力【aEX-LPCM71ch】
を使ってAmazonで検索してください。
一番参考にしたのが、レビューです。このレビューで、Razer Tiamat 7.1 V2をPS4につなげられる方法として紹介されていたのが購入した一番の理由です。
こちらは第1候補として挙がった7.1chリアルサラウンドヘッドホンなんですけど、USB×2という入力なのでPS4への直結もNG、色んな機械を使って変換するのも厳しい、ということで没。
他にも、リアル7.1chリアルサラウンドヘッドホンの一覧を作っているサイトも見たんですけど、URLを記録していませんでしたので改めて見つけられませんでした。
と思ったら、ありました。
ということで、良かったら参考にしてください。
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