のんびり生きてます/これから何をしましょうか?

「はやり」の波に乗ってみようと思っています。その挑戦と経過と結果を紹介しようと思っています。

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M-1グランプリの採点は不公平。

M-1グランプリの採点ルールはショートしては最高に盛り上がるシステムかもしれませんが、公平さにおいては間違いなく機会が不平等になってます。

 

今のシステム

決勝のルールは、

  1. 1チームずつが漫才を披露する
  2. 1チームごとに採点する

です。

 

問題点1 採点幅に限界がある

今回の採点一覧をネットで拝見。こんな感じです。

  オール巨人 中川家・礼二 ナイツ・塙宣之 立川志らく サンドウィッチマン・富澤たけし 松本人志 上沼恵美子 総合得点

霜降り明星 

93 96 98 93 91 94 97 662

和牛 

92 94 94 93 92 93 98 656

ジャルジャル 

93 93 93 99 90 92 88 648

ミキ

90 93 90 89 90 88 98 638

かまいたち

89 92 92 88 91 90 94 636

トム・ブラウン

87 90 93 97 89 91 86 633

スーパーマラドーナ

87 90 89 88 89 85 89 617

ギャロップ

87 90 89 86 87 86 89 614

見取り図

88 91 85 85 86 83 88 606

ゆにばーす

84 91 82 87 86 80 84 594

 

登場順

1 見取り図
2 スーパーマラドーナ
3 かまいたち
4 ジャルジャル
5 ギャロップ
6 ゆにばーす
7 ミキ
8 トム・ブラウン
9 霜降り明星
10 和牛

 

例えば、最初のコンビがすごく面白い、大爆笑だったとします。今回だと、見取り図。

 

中川家礼二さんが91点。

 

でも、次にもっと面白いコンビが出るかも…となると、高得点を付けられません。

 

この上に差を付けるとなると、100~92点で9組いるので1点差にしかできません。

 

問題点2 低得点が致命傷になる

逆に、落としたい人=最終決戦には行かせたくない人には低得点を与え放題。

 

一人が70点を付ければ、もうそれで高得点が不可能になる可能性が高いです。

 

問題点3 正確な差を付けられない

極論ですが、1点差しか付けられないので本当の差が10点あったとしても1点差になります。違いを付けたくても付けられなくて同点にすることも出てくるでしょう。

 

91点を付ける。

次のコンビニ100点を付けたい。

100点を付けるしかない。

次も面白ければ100。

じゃあ、2番目の人に95点を付けたとして、次がまた上を行けば100にしなければ。

差がなければいいんですけど、10点差があるのに差が1点しか付けられない。

 

こんな理不尽なシステムです。

 

それでは、対策案です。対策案を全て実施することで公平性が担保されます。

 

対策案1 最終演者が終わるまで点数は非公開

当たり前なんですけど、最後まで非公開にします。特に、採点者の意見は他の人に聞こえないようにします。『これは優勝するかもしれませんね!!!』なんて意見が聞こえれば、後輩は動揺して点数を上げないと、ってなるかもしれないです。

 

対策案2 点数は0~100(50基準)で好きに配置する

一番良いのは、終わってから点数を配置する方法です。

自分の中で点数を与えます。とはいえ、差が難しいですよね。

 

なので私はこうします。

  1. 最初のコンビを50点とします。
  2. そこから面白い、面白く内を振り分ける
  3. 最後に調整。最高に面白かったコンビを100、他は設定した位置に配置します。

こうすることで、大体の配置が決まります。

 

50スタートの最初のコンビが最高に面白ければ、50が100に変わります。

 

50になる基準の『まぁ、決勝進出ならこれくらいだろう』を別のコンビニ割り当て、面白くなければ50より下に配置します。

 

かなり主観が入りますが、それなりなら50でここからが勝負。漫才として成立していないなどはあり得ませんが、50から100ならちょっとした違いも表現できます。落としたい人がいれば0でもいいですが、あとからの批判も踏まえるので50を下回るコンビは少ないでしょう。とはいえ、とんでもなく下品なことをして下げられるかも、はあるかもですけど。

 

ちゃんと差が付けられることで、一人一人の嗜好が反映されます。

 

さいごに

これをやると、最高につまんなくなると思いますw

 

一喜一憂するのが楽しい、こういうイベント。

 

野球やサッカーがそうです。1試合ごとに勝ち負けが決まるから、緩急がついて面白い。メリハリがある。

 

わたしは、1年を通して野球は勝負を決めずに得失点差で優勝を決めるべきだと思っていますが、それをやると面白さはゼロ。1試合ずつの気合いも入らなくなるので試合がだれるし、勝敗がつかないから盛り上がらない。ただ、最後の試合で20点取って0失点で大逆転!!!ってことはあるかもしれないので、最後の方だけは盛り上がる…でも、商売としてはそれではNG。

 

M-1でも同じ。メリハリがないので『最後だけ見ればいいや!』『最終決戦だけ見る!』ってなると思います。

 

最終決戦もなくて、決勝だけでいいと思います。本当に実力が試される。

 

自分で言っててなんですけど、視聴率はがた落ちでしょうけどw

 

bokeboke