小島監督がコナミから独立して一発目のAAAっていう大作ゲーム、デスストランディング。
発売直後に先行予約して、すぐにPSストアに引き落とされてお小遣いが破産するという、とんでもないつまずきから始まったデスストランディング。色々と問題があるので、エンディング間近な雰囲気が出てきたプレイ時間57時間での感想をネタバレお構いなしでアップします。
現在、チャプター15くらいまで進んでいます。
少しだけページを送ります。
問題1 写真がトレーラーと違う?
正確な名称は覚えていませんが、サムが手形の中に落ちて拾おうとする写真が2種類あります。写真の近くに生えてる草の位置が異なるので別シーンのようにも思えます。
一つは、どちらかというとアメリっぽい女性、ちょっと若いブリジット大統領、今のオールバックのサム。こちらはまだ出てきていません。
もう一つは、ママーっぽい妊婦、今の死ぬ直前のブリジット大統領、若いサム。これはもうゲームに出てきています。背景も異なります。
そして、写真の質感も違います。前者が写真が古くて紙が新品、後者は絵が新しくて紙がボロボロ。
もしかすると、話の最後に出てくるのかも知れません。
ゲームに出てきたのは、今のところその2のみ。
そして、後者はママーっぽい。
ママーだとすると、サムだけ若い、年をとっていないって事に。
では、いつ撮影したか?がおかしな事に。
逆に、昔っぽいブリジットとアメリっぽい写真は、サムが今、つまり年寄り状態。サムだけ年をとったのか?
サムはこの世では死ねないようですが、ビーチで殺されると死ぬそうです。
この世で殺された場合、もう一度赤ちゃんからやり直すのでしょうか。
というか、BBがサムと一緒に写ってる妊婦さんの子供だとしたら、サムがパパで、実の子供をBBにされたのを知らないで利用してたのかな?とも思うし、アメリとは子供を作っていないとすればママーに会えば子供のことを思い出すだろし、ママーと出会った時にあんなにならないだろし、分身のことも驚かないだろうし。
問題2 演技がわざとらしい
メタルギアソリッドシリーズはある程度大げさな表現が必要だと思いますが、デスストランディングではいくらなんでも大根過ぎます。あまりにも大根すぎるのは小島監督の演出なのか、ゲームのムービー用のキャプチャーでの演技が下手なのか分かりませんが、違和感しかないです。
問題3 キャスト全員が棒立ち、姿勢がおかしい座り方、走り方がおかしい
一番気になったのはスタート時の説明をしたあと、逃げるサムの前に出るアメリ。走り方が普通じゃないです。あんなの、本当にキャプチャーしたの?いや、あれを技術者さんが自分で動かして変な走り方にしたの?と違和感満載です。
他のキャストの方も、直立がヒドかったり、普通に歩いてくるシーンも胸を異常に張ってたり。そんな歩き方する?って違和感でした。
問題4 アメリがおかしすぎる
まずスタート時点で、ブリジット大統領が死にます。そのシーンで、ハートマン、ママーがホログラムで超高精細画像で出てきます。
しかし、設定ではカイラル通信が繋がるまでは低容量の通信しかできないから、ポリゴンでカクカク、バーチャファイター初代並みのカクカクキャラだったり、昔の地上波アナログテレビが電波が弱くて砂嵐になる直前?っていうくらいの画質の悪さです。
にもかかわらず、アメリカ西海岸に位置するアメリがカイラル通信が繋がっていないのにアメリを監禁しようとしている人たちの目を盗んで高解像度のホログラムで話をするという、スタートしてすぐからの矛盾。
ハートマンも、ママーもです。
そして、話の途中で出てくるアメリは、フラジャイルやヒッグスのようにジャンプしてプライベートルームのサムの目の前から逃げました。
チャプター15の時点では、アメリはビーチにいるブリジットなんですけど、アメリはビーチとこの世を行き来できる。なので、ジャンプしたっぽい。フラジャイルもビーチに行く時同じ表現でジャンプしてます。
スタート時はこの世にジャンプするけど実体はなくホログラム。
アメリの実体はブリジットなので存在せず、あくまでもビーチにいる年を取らないアメリ。
なるほど、次元を超えたとか時間を超越したみたいっていう感じのことを井上喜久子さんが発言した時に小島監督がネタバレしないで、っていう態度をしたのはそういうことだったんですね。
私は、井上喜久子さんの発言をその通りに受け取ってました。
しかし、物語の上ではアメリ=ブリジット。なので、次元を超えたとか時間を超越したってなると、ブリジット=アメリとネタバレになってしまい、隠していた内容が漏らされたってことに制作者側としてはネタバレされた!ってなったんですね。
問題5 10fpsくらいしか出てない(個人の感想)
PS4が次世代機ではなく、完全に旧世代機に。制作者がデシマエンジンで質感を求めすぎて処理を複雑にして工夫しているのか分かりませんが、質感が良いのは分かるけど、どこをとってもキャラがカクカク。メタルギアソリッドVのファントムペインでは60fpsを売りにしていたのに、そんなのおかまいなし。ずーっとカクカクです。我が家のPS4が死んでるのかも知れませんが、それにしてもヒドいです。
ネットでは、自然の中、時間の経過が速く進むのは、木が枯れるから、って人がいたけど、それは外れですね。木は生えてるけど、時雨が降ってる森は木が育ちませんし、朽ちません。処理落ち防止の処理ではないし、そういうの理由とは言えません。
問題6 ゲームとムービーのバランスがめちゃくちゃ
前半はずっと配達ゲーム。完全に作業ゲームです。
後半はずっとムービー。完全にムービーだけど、演出が特別どうとか無くて、ただの説明ムービー。
メタルギアソリッド4は途中途中で長いムービーが入りつつ、少ないゲームで遊ぶ感覚でした。デスストランディングは完全に前半と後半が分かれてる。さすがにムラが極端。会社員で、後半のぶっ続けで4時間ムービー見たほうがいい、雰囲気が崩れるから続けて見てね!っていうタイミングがありますが、正直キツいです。
問題7 他のプレイヤーが建設物を作りすぎ
こういうゲームって、それなりに自分で頑張るからのめり込めるのに、到着したノットシティなどでカイラル通信をつないだ瞬間、他のプレイヤーが作った施設がそのシティの担当エリア全域で発生します。数量や物、量は選別されて表示させられているので物であふれかえることはないと言ってましたけど、それでも楽すぎてつまらない。
とはいえ、荷物運びに飽きて、なんだこの作業ゲーは、となっていた私にはちょっとしたレベル下げとして楽できてラッキーでした。もちろん、あーあ、あそこに○○作りたかったのになーっていう所は全部埋まってるので、建設へのやる気は全部そがれました。
建設物非公開モード、あるといいな。
問題8 わたしの予想さえ当たるショボいストーリー
最後のリリースのトレーラーが出てきた時、内心、あの人とあの人は、っていうのが当たりました。当たっちゃいけないんですよね、それ。
もちろん、エンディングを迎えていないのでその予想が最後の最後でひっくり返される可能性もあります。ただ、ここまで来てひっくり返るとなると、話がもうめちゃくちゃで、何でもありになっちゃうからひっくり返ることは無いとは思います。
私たちの予想の遥か斜め上を行く!のが小島監督だと思っていたので、けっこう残念でした。もちろん、わたしがトレーラーから予想した内容はほとんどハズレでしたがw
最後に
まだ終わっていない!んですけど、突貫工事でとりあえず完成させましたってイメージ。
MGSVTPPの完成度が30%(個人的には、量的に30%しか発売されていない)だとすれば、デスストランディングは前半で10%(トレーラーがほぼ全部流れた。それでいいの?)、後半のムービー満載時点で50%。でも、話はほぼ終わってる。けど、もしかして、ここからもう一度配達業務が始まるのか?第二のストーリーが始まるのか?と期待しています。もう終わりっぽい気がするというわたしの悪い予想よ、ハズレてくれ!w
ということで、もし終わりなら★1確定です!w
追記
★終わってました。
つまらないです(^_^;)
小島監督も終わりですね。残念です。
bokeboke