本当に設定を間違っていて大失敗。デジタル処理されたぼやけた画像しか撮れていないことが最近になって判明しました。
これは、その失敗を他の方にもお知らせするため、そして自分への戒めを込めての記事です。
アクティブDライティング
ニコンの自動画像処理の1つです。
明るすぎるところを暗くして、暗すぎるところを明るく調整してくれます。
パッ!っと撮影すると、あとでゆっくり鑑賞した時にどうしても納得できない仕上がりだったりします。明るいところが真っ白だったり、暗いところが真っ黒だったりして残念なことがよくあります。
これを回避するためのデジタル処理です。
高感度ノイズ低減
デジタルですと、素子に余計な反射した光が入ったり、素子の受光の時にノイズが入ったり、デジタル処理の時にノイズが入ったりと、いろいろと不便なことがあるそうです。
特に、高感度=ISOの数字が大きいほどノイズが分かりやすくなるので、それを少なくしようという処理です。
デジタル処理すると…
デジタル処理を重ねると、画像がどんどんボケてきます。ピンぼけになるわけじゃないんですけど、ボヤッとした画像になります。
一番分かりやすかったのが、満月の撮影です。
満月は、夜に撮影するから夜用の撮影でノイズが出やすいかと思いきや、明るいときの設定で十分キレイに撮影できます。月は太陽の光を反射しているんですが、遠い割には(?)、写真撮影をするレベルでは十分に明るいようです。
なんですけど、300mm=D300だと450mm相当で撮影しても、クレーターがハッキリくっきり写らないんです。ぼや~っと、雰囲気だけです。
なぜ気づいたの?
色んな満月、月食の画像をネットで見ているうちに、コンデジでもクレーターの丸の線や凸凹がクッキリと写っているものを見つけ出しました。それも、10年くらい前の機種です。
となると、それなりの画素数(1230万画素)のD300、そしてニコンがフラッグシップと呼ぶ高性能カメラが撮れないわけがない!なぜだ!ってなった訳です。
マニュアルにして、シャッタースピード、絞り、ホワイトバランス(関係ないかも)、色んな設定を変更しましたが改善せず。
ん~っと思っていたところ、『そういえば、アクティブDライティングって内部で処理されてるから、もしやその時に画像がつぶれてるんじゃ…』って思ったんです。ふと。そして、すぐにアクティブDライティング、高感度ノイズ低減をオフに。
結果はすぐに出ました。まるで、4Kの宣伝映像!?と思うような、とても美しい描写でした。安いズームレンズでも十分に確認できるほどの精細な描写がされていました。
上のD300のレビューは2007年です。この記事を書いているのは2015年。8年越しで高精細写真が撮れるようになりました。
結論
あとで現像するよりも、その場でパッと撮りたい派なので、JPEGでの撮影を続けています。連写性能も高いですから、子どもの撮影もどうしてもこちらに頼ってしまいます。
だからこそ、大切な子どもの写真だからこそ、キレイに残したい。だからこそ、カメラの設定って大事です。
みなさんも、写真を見直してはいかがでしょう?
え?そんなの知ってたって?
すいません、自分、不器用ですから( ̄。 ̄;)
bokeboke