話題のピケティさんの調べた結果を言い換えると、金持ちがボッタクリしてるってこと?
- 作者: トマ・ピケティ,村井章子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/01/23
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (5件) を見る
資産は良く増えるのに、給料は比較的増えにくい。
金持ちの持つ資産の値段を決めてるのは、金持ちよりちょっと貧乏寄りの人。金持ちになるため、ちょっとだけ無理をして高額に購入するので、本当の金持ちは高く売れるためにより金持ちになれる。
貧乏サラリーマンの給料は、金持ちが決めています。労使交渉なんて、有って無いようなものですから。
いくら給料を上げようにも、クビになるのが怖いサラリーマンは、ある程度の妥協、それも金持ちの希望に近い給料アップに落ち着くことでしょう。
理論的にどうこうというより、人の気持ちなんじゃないでしょうか。
ピケティさんがおっしゃってましたが、金持ちから税金を多めにもらう、税金が安い地域に逃げないように世界統一のシステムにするとか、ぜひ進めて欲しいシステムです。
多分、金持ちは政治家に圧力をかけて、そういうシステムは作らせないでしょう。経済システムは政治家により作られます。しかし、政治家の給料は金持ちの税金によるものと言ってもいいでしょう。金持ちが逃げないようにするには自国と他国を比較して税金を安くしなければならない、と頭が固まっているでしょうから。
世界で税金が統一されれば、工場を全て海外に出すなんてこともなくなるでしょう。まさに、地産地消の為の基盤作りではないでしょうか。
さらに、通貨も世界で統一されることで、為替の影響もなくなり、本当の意味での対等な経済システムができあがるでしょう。
さて、そんな理想の世界はできるのでしょうか?
諦めたら、そこで試合終了ですよ。
bokeboke