【11月1日】ブラック企業=犯罪者、という認識を持とう。
先日も書いたんですけど、残業が多すぎるブラック企業がブログのネタになってます。
これって、犯罪者の片棒を担がされて、わいわいやってるわけですけど、犯罪なんですよね。
それでも、会社側からの要望だったり、見えない強要だったり、色んな手段をとって違法な仕事をさせてるんですよね。
その裏には、『言うとおりにしないと、窓際へ飛ばすぞ』『言うとおりにしないと、仕事を渡さないぞ』という、脅迫のネタがあるんですよね。
本来、雇う側と雇われる側は対等で、その仕事内容で評価を左右するはずです。
でも、現状は雇う側が強くて、雇われる側が弱い。
雇われる側が弱いのは、転職に恐怖感があるから。
恐怖感とは、一度転職すると給料が大幅に減るシステムのことです。
正社員として働くと、年功序列で給料が増えていきます。
なので、ある程度の時期になると、仕事時間が大幅に違法な量になっても、仕事を与えられなくなると困るから…と、会社からの違法な残業を断れなくなります。
本来は、雇われる人が全員で違法な残業を断って、帰宅するべきです。違法ですから。(もちろん、正規の「ただし…」でオーバーして良い残業もあるそうですが)
会社側が仕事量を調整する、売れる製品を作って利益を確保したり人を増やして仕事量を分散したりなど、なにかと処理をすべきなんですけど、ブラック企業と呼ばれる違法な企業は、そういったことはせず、仕事を処理できないのは社員が無能なせいだ、と吐き捨てるわけです。
わたしたち、雇われている側がキチンと教育を受けて、違法な残業はしません、と会社側とも理解を一致させて仕事を進めなければならないのでしょう。
まずは、違法な残業をサービス残業と呼ぶ風潮を教育=洗脳するようなことはやめて、イコールコンディションで仕事ができる環境作りをしなければならないのですが、経営者の皆さんはそろそろ転換してはくれないのでしょうか。
bokeboke