グランツーリスモで使用中のハンコンG29。
以前から角度センサーの調子が悪くて、
接点復活剤の投入
清掃
分解清掃
とやってきましたが、限界です。
3カ月ほどで再発。
センサーを分解して修理しましたが、分解は固定に使ってる鉄のツメが折れそうで、数回しか開閉できそうにありません。
さすがに終了と思い、センサーを交換することにしました。
使用する工具
- イケアの電動ドライバー激安でそこそこ使えます。
- プラスのビットー大きめサイズ用で+2。アクセルペダル、ブレーキペダルを固定している黒ねじ。
- プラスのビットー細いねじ用。蓋を留めている多数のメッキねじ。ロングでスリム+1。
- モンキースパナ(普通の片口スパナ、メガネでもOK。サイズは…お察しくださいw)
- 電気の端子のかしめ工具ー新しいセンサーを接続します
- ラジオペンチーあれこれ使います。
- 六角レンチ2㎜-G29といえばこれ。ペダルを外します。
- プラスチックを削るヤスリ。鉄棒のひらたいタイプをおすすめ。
センサー
メトロ電気 センサテック製の電子ボリューム
センサー ELV-1605HI
ハーネス SZH-3-300
G29のギアにはめ込む棒の部分を半分程度やすりで削ります。 やすりは平らなものであればなんでも何でもOKです。 丸いものはNGです。
さらに、ペダル本体側のセンサーの中央部分が通る穴も削ります。8㎜の穴を10㎜くらいに広げます。使う工具はこちら。
センサー本体が回転しないようにする出っ張りがセンサーについています。
回転防止のために、G29側に穴開けが必要です。二つ下の写真、右側の新品のセンサーの右上に見えるのがポッチです。回転防止に使用します。
センサーの棒を削ると、下の写真の左くらい。半分近く削ります。
右は新品です。
センサー接続は、平型端子110型という型の差し込みが必要です。たぶん、ケーブルサイズに対してこの差し込みは不適切なはずですが、自己責任でお願いします。
これをセンサーハーネスにくっつけると、G29のケーブル、コネクタをそのまま使用できます。
なお、組み合わせはこんな感じです。
赤→赤
白→白、またはオレンジ
黒→黒
なので、現物を覚えなくてOKです。
最後の取り付けですが…。汚い写真でごめんなさい。
センサーの位置はどこでもOKです。
左側の黒いギアと棒のようなものが出っ張ってバネが付いた部品が、床にくっつけばOKです。G29のセンサーは位置が決まっていますが、新しいセンサーはスタート位置がゼロになるので、調整不要です。この位置で組み込めばOK。
G29はセンサーの棒が抜けないように抜け防止のリングが付いていますが、取り付けないためにもやすりでの削りはほどほどにして、ピッタリにすることをお勧めします。バネで戻されるので抜けることはないと思いますが、念のため。
そして、G29はなんのおかしなところもなく、すぐに動きました。見事です。
私はクラッチを使わないので2つだけ交換しましたが、クラッチもできるそうです。たぶん違うセンサーのはずですが、同じお店から買えます。取付も同じです。
ということで、G29のセンサーが死んで、アクセル全開の時に自動トラクションコントロールが発動してパクパクしちゃうとか、ブレーキが勝手に離されるとか、そういう事故がなくなりますし、センサー自体の寿命も長いそうなので、しばらく安心してゲームを楽しめると思います。
参考になれば幸いです。
bokeboke