速く走るラインは、クロソイド曲線
現在プレイ中の「iRacing」というレースゲーム。
シミュレーターといわれるほど、車の運転に近いものになっているそうです。レベルは様々ですが、パソコンソフトの中では中レベルのようです。
さて、そこで速く走るコツ。
わたしはまだ腕がないので遅いですが、遅いレベルから脱出するためのコツをメモします。
ブレーキを早く踏む
早く止めることができれば、長い時間、距離を速く走れます。わたしはできません。速い方々と比べると、50m、100mと違います。
アクセルを早く離す
これは上のブレーキとは違って、『初心者が速く走るためには』早くスピードを落として、ゆっくりになってからブレーキだけに集中して、ブレーキの力をピンポイントで狙えるようになります。
横向きにする
ブレーキをかけても止まらないからコースアウト。
初心者にありがちなミスです。
ところが、ミスをしてドリフト状態でコーナーに侵入すると、上手にコーナリングできることがあります。これと同じで、減速をしたら、間に合わないと思いつつコーナリングを始めると、なぜか曲がれてしまいます。
ブレーキできちんと減速するんだ、とやっていると、減速しすぎてしまいます。また、早くブレーキを踏むことになるので、ますます遅くなります。
ブレーキングの最後は、コーナリングによる減速も踏まえてこーなりんぐを始めてしまえば、止まらないと思っていたブレーキングにより自動的に減速して、曲がれてしまいます。
私自身、ここができるようになったのは、非常に大きな収穫でした。
クロソイド曲線をイメージする(ライン取り)
クロソイド曲線は、スピードが同じ場合に、ハンドルを一定角速度で回していくときにできる丸い線です。曲げれば曲がるほど、横Gが大きくなるので、サーキット走行では理想的ではありません。ですが、わたしのような素人が走る場合、どうしても、
1.ブレーキ我慢で突っ込む
2.コーナリングはハンドルを回して、ブレーキを残してぐいぐい曲げる
3.アクセルは早く踏む
となります。ですが、これは遅い代表操作だと思っています。
これを払拭するため、
1.ブレーキは奥まで行くが、ハンドルを一定角速度で回すイメージでハンドルによる自然な減速で横Gというか、車の方向がグルッと変わるイメージで曲がっていくようにする。
2.ハンドルを回すと抵抗になるので、エンジンブレーキに加えて減速。減速すれば曲がりやすくなるので、それを加味してハンドルをドンドン曲げる。
3.最終的に、クリッピングポイント=エイペックスと呼ばれる、イン側のかすめるポイントを通過できるように、2をイメージしてブレーキを併用して曲げつつ、できるだけコーナーの奥で
4.ただし、上の方で書いた、早くアクセルをオフにする、早くブレーキを踏む、のほうがコーナリング速度が速くなっているはずなので、そこをうまく調和できるようにハンドルとブレーキを使う。
3種類の動きをイメージする
- ブレーキング+コーナリング(よく曲がる+曲がりすぎるとダメ)
- アクセルを離してコーナリング(エンジンブレーキで減速+曲がれる間はタイヤを使い切らずに減速しながら曲がることになる)
- アクセルを踏みながらコーナリング(アクセルでドンドン外に膨らむ場合が多い)
という3つの車の動きが、中に入ってしまう、なんとなく曲がっている、外に出て行く、と分けます。今、この車の位置、向きだったら、アクセルを踏めるか、踏めなければどうすべきか。待っていれば速いのか、ブレーキでスピードを落として曲がった方がいいのか。考えながら調整します。もちろん、理想は、ブレーキを短く、コーナリングも短く、アクセルは長く、です。
極端な表現ですが、脱出時はほぼ真っすぐアクセルを踏むだけ。そうするためにはどの位置で、どこを向いているか。それから手前に戻って、どこまでブレーキを踏んでいてもよいか、ハンドルをまっすぐのままで良いのか。
この思考回路をもっていたけど、いくら頑張ってもそれができない。それか過去ずっと続いていた気がしています。それが今、やっと似たことができるようになったと実感できています。
最後に
あくまで、初心者のわたしが『一歩前に進めた』と感じる走り方です。上手な方からすれば、ふざけたことを書いているといわれるかもしれません。でも、すごく速い方に突然なれるわけではないです。その経過=『初心者が一歩前に出るポイント』を文章化したかったです。
図もありませんので、言葉でご理解いただければ幸いです。
bokeboke